ボソボソ鳴ってるミュージック♪ ヘビーローテンション↓

ああああああああああ!休みがなあああああい!

 ゲームしたい野球見たいサッカー見たい漫画読みたい溜まってるビデオ見たいアイドルの動画集めたい、えーとそれからとにかく寝たい!

 GW結局無休でストレスの塊と化しておりますまんちい(生ける屍)ですこんばんは。

 仕事柄「他が休んでる間に仕事する」事の多い職種ではあるんですが、今回ばかりはさすがにきつい。連休前に仕事持ってきて連休明けに出来てなきゃいけないって仕事が山のよう。しかも頼んでくる時に「連休明けでいいから」「うちらしばらく休みだからその間にお願い」って恩着せがましい言い方するんですよね。こっちの休みは無視かよ!って話ですよ。
 しかもですね、世間一般的に仕事する方も多いであろう連休の谷間となります2日(月)と6日(金)にはいつにも増して容赦なく仕事が飛び込んでくるわけですよ。1つこなしている間に2つ仕事が増えてる状態です。まったく休みの算段が立たないまま「世間でいうところの」GWが全終了ですよ。ああもう!!!

 だいたい政府もね、休めとかやっぱ働けとか、あーもーうっせぇよ!って話ですよ。ハッピーマンデーとか考えたやつ頭おかしい。月曜なんて一番働かなきゃいけない日だろうに。月曜休んでんの床屋ぐらいしか見たことないですが、その理由は「世間では仕事の人が多くて俺ら仕事少ないから」じゃないですか。まったく現代日本の休業事情に即してない!もうアホかと。バカかと。政府の休暇決める担当の野郎、誰か知らんけどハゲろ!後頭部からじわじわハゲろ!そんで部下にヅラばれて陰口叩かれろ!


 ハァハァ(;´Д`)…とりあえず言いたいことをブチまけたとこで本題いきましょう。
 かようにストレスの多い現代社会。そんな生活に一服の清涼剤となるのはやはり「音楽」ではないでしょうか。

 ほら、映画見たりカラオケ行ったりブラブラ街を散歩なんてのもストレス解消にはいいでしょうけど、どれもこれも時間と心の余裕があっての物じゃないですか。その点、音楽って耳さえ空いてればいつでもどこでも気軽に楽しめるわけで、しかも手足や目が空いてるから他の作業も出来る。生活のスキマにねじ込みやすい娯楽だと思うんですよね。

 幸い僕も耳だけはヒマな仕事をしているので、まぁラジオの録音を聞いたり、野球中継を聞いたりしてますけど、やっぱり主力は音楽です。愛用のipodtouch32GBはいつも「ハラの中がパンパンだぜ」状態です。ラジオの音源て容量食いますしね。よく見る動画なんかも入れてますしね。基本的に音楽は雑食なので、なつメロからゲーム音楽からプロレスの入場曲からアイドルソングやらアニソンまで、まぁ色々入ってますよ。

 ただね、ipodに「シャッフル機能」ってあるじゃないですか。あれいけてない。基本的に音楽ってTPOに合わせた使い方したいじゃないですか。彼女と海辺でドライブとかの時に「金太の大冒険」だの「オー・チンチン」だの「くるみ☆ぽんちお」だのが流れてくるとやっぱ引かれるだろうし、精神的にちょっと萎えてる時にマキシマムザホルモン(大好きなんですよ)とかだと音楽のパワーに「負ける」感じがしてかえって疲れたりするんですよ。風邪の時にがっつり焼肉とか食えない感じに似てますね。あ、ホルモンと焼肉がかかっている!うまい!(←病んでます

 そこで!今の自分のように精神的にちょっときている・仮面鬱予備軍の皆様へ贈る「私のローテンション時によく聞く曲」=「ヘビーローテンション」なオススメ曲をいくつかご紹介したいな、と今回はそういう主旨です。前置きのこの長さなんとかしたい。(永遠の課題)


Perfume「シークレットシークレット」

 イントロからアウトロまでほぼ「完璧」なこの楽曲(主観)。音程の極端な高低差がなく、耳に優しいところがポイントです。無機質な世界からふとこぼれ出す感情、というのはPerfume楽曲のお家芸でもありますが、この曲はそれが顕著に現れているのではないでしょうか。もっと優しい「wonder2」や「願い」はリラックスしすぎて眠気が差してしまうので作業用には向いてません(笑 
ダウナー度★1


柊つかさ寝・逃・げでリセット!

いきなりアニソンです。しかも主題歌やエンディング曲でなくキャラソンです。そんなにアニメ(特に最近のが)詳しいわけでもないんですが、この曲がまたなかなかの中毒性なんです。つかさ役の声優さんのほんわかした声質ともあいまって癒し系ソングとして人気の高い曲です。
ダウナー度★1


ムーンライダーズ「くれない埠頭」

 一転して渋めの曲を。日本最古参バンド・ムーンライダーズが「おっさんの悲哀」を全面に押し出したこの一曲。ボーカル鈴木慶一の歌声も決して上手ではないんですが味があるといいますか、よく曲調に合っています。どんよりした夕暮れ時、廃液まみれの海を堤防に体育座りで見ながらボケーッと聞くとじわじわっと味わいが出てきて、「落込んでる自分」にたっぷり浸れる一曲です。
ダウナー度★★2


My Little Lover「Yes〜free flower〜」

 最近「Hello,Again」がカバーされ楽曲への再評価も高まるマイラバオリコン1位獲った割に知名度はあまり高くない曲ですが、好きで今でもよく聞いてます。とにかく「余白」の多い曲でその余白部分が心地よい。私事ですが大学進学のため地元を離れた時夜行列車の中でCDウォークマンで繰り返し聞いてたのがこれでした。その時の思い出も甦って聞くたびしんみりしてしまいます。
ダウナー度★★2


Cocco「樹海の糸」

 Cocco自体メンタルの上下動がそうとう激しいアーティストということもあり、ハードなやつから童謡っぽいのまで「ちょっと病んでる」感のある曲が多いのですが、自身最大のヒット曲であるこの曲はやはり白眉だと思います。同病相哀れむと言いますか、同じような境遇の人間を見ると安心しますよね。本当に心の弱い人間てあんまり頑張ろうぜとか負けるなよとか武張って言われると却って萎えるんですよ。Coccoってそういう精神虚弱な人間にとっても優しいアーティストで、そこらへんの層をがっちり掴んでる。だから長期休暇(療養というべきか)から復帰するたびにしっかり根強いファンが戻ってきてついつい応援してしまうのかな、と思います。
ダウナー度★★★3


キリンジ「Drifter」

 キリンジの鬱ソングの描写力は他アーティストを圧倒します。「交わしたはずのない約束に縛られ 破り捨てようとすれば後ろめたくなるのはなぜだ」「鬱が夜更けに目覚めてケダモノのように襲いかかろうとも」「お金が全てだぜ、と言い切れたならきっと迷いも失せる」など、歌詞ひとつひとつが『おまえ今まで俺のことを見てたんか』というほどのリアリティです。堀込兄弟本人が鬱なんじゃないかと思うほどに(笑 キリンジは「エイリアンズ」や「スウィートソウル」といった代表曲や藤井隆に提供した「わたしの青い空」などもダウナー系ソングとして秀逸です。
ダウナー度★★★★4


電気グルーヴ「N.O.」

 最後は私の人生のテーマ曲とも言えるこの曲を。弾むようなテンポで早いラップ部分もあり今まで紹介した曲とはやや趣を異にしていますが、あくまで「私の」精神安定ソングとしてここ十数年トップを走り続けております。よく「ニートの歌」なんて呼ばれてますね。石野卓球氏がどういう思いを込めたのかその真意はわかりませんが、とにかく全編に「弱者への共感」のようなものが溢れています。憐れみや励ましではなくあくまで「共感」。同じ目線で底辺の人間を見ている。本人達が言われればさぞ嫌がるでしょうが、僕はこの曲からたくさんの「優しさ」を感じとってしまいます。
ダウナー度★なし(個人的主観100%なので)


 最後に上げた「N.O.」実は「LESS THAN ZERO」ってのがもともとのタイトルで、このブログのタイトルはそっから拝借したんですよね。そんくらい自分の人格形成にまで大きく影響を与えた大きな1曲なわけです。

 音楽って不思議なもので、静かでも強い曲ってあるし、うるさくても中身のない曲ってありますよね(後者は悪い意味で言ったわけではなくそういう曲もあっていい、という意味ですよ)。場を盛り上げたり、一人物思いにふけったり、もちろん仕事やドライブのお供にも。単純に今ヒットしてる曲だけでなく、古い曲やマイナーな曲なども選り好みせず聞いて、その日の気分とうまく調和させて活用させていきたいものです。

電気グルーヴのゴールデンヒッツ~Due To Contract

電気グルーヴのゴールデンヒッツ~Due To Contract

電気グルーヴの「契約上出したベスト」。目新しい曲もないですが、彼らの今後の息の長い活動のためにぜひお買い求めのほど。